歌舞伎音楽専従者協議会 (歌音協)とは?


歌舞伎音楽専従者協議会 (歌音協)とは?
歌音協は、歌舞伎公演に常時携わる長唄(唄、三味線、囃子)、並びに竹本(太夫、三味線)の演奏者の団体です。
歌音協では、演奏者の相互研鑽、親睦を図るとともに、歌舞伎音楽演奏家としての権利の拡充や活動条件の改善を行い、これらを通して歌舞伎音楽芸術の発展に寄与するために、次のようなさまざまな活動を行っています。
  1. 歌舞伎音楽及び技芸の向上発展のための調査研究
  2. 会員の著作隣接権の処理に関する業務
  3. 関係文化団体との協議、提携
  4. 各種研修会、懇親会の開催
  5. 機関紙及び図書の刊行
  6. その他目的達成のため必要な事業
歌舞伎音楽の重要性
歌音協会員の演奏する歌舞伎音楽には、次のような特色があります。
芝居についた演奏とは?
歌舞伎音楽の専従者でなければ難しい、「芝居についた演奏」とはどのようなものなのでしょうか。
以上のように、演技の構想を取り入れた演奏が歌舞伎音楽の特色といえ、またそれは、演技者と専従演奏者との信頼関係の上に築かれています。

単なる演奏にとどまらず、永年にわたり俳優と共に築き上げて来た歌舞伎音楽の伝承、そしてその実演家としての演奏技術は、歌舞伎音楽専従者以外には一朝一夕に会得できるものではなく、歌舞伎公演において重要な位置を占め、私たち歌音協会員の誇りとなるものです。


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